2024/1/30 やまと社会インパクトファンドはインパクトレポート2023を発行しました
2024年1月30日
やまと社会インパクトファンド(以下「同ファンド」)は、第1版となる「インパクトレポート 2023」を2024年1月30日に発行しました。
同ファンドは、ヘルスケア領域でインパクトベンチャーキャピタル(VC)投資を実践する株式会社キャピタルメディカ・ベンチャーズ(代表取締役:青木武士、以下、CMV)と株式会社南都銀行(頭取 橋本 隆史氏)の投資専門子会社である南都キャピタルパートナーズ株式会社(代表取締役社長 堺 敦行氏)が運営する、地域課題解決型のインパクトVCファンドです。
インパクトレポートとは、インパクトファンドの投資成果および投資がもたらす社会的インパクト(社会変化)の成果をレポートで可視化するもので、同ファンドで初めての発行となる今回は、インパクト投資へのねらいや、投資の手法、フレームワーク投資先企業などをまとめました。紙面では、同ファンドのアウトカム(短期~長期)と社会的インパクトの道筋を示すロジックモデルも紹介しています。
【ロジックモデル】
また、特別企画として、南都キャピタルパートナーズ株式会社代表取締役社長の堺敦行氏、一般財団法人社会変革推進財団インパクト・オフィサーの小笠原由佳氏とCMV代表取締役の青木による鼎談を行い、「インパクト投資で金融機関が地域課題解決の仕組み作りにコミット~課題解決の実践者を生み出すために~」と題して、先進的な取り組みを行う背景と、今後の展望について掲載しています。
<インタビュー>インパクト投資で金融機関が地域課題解決の仕組み作りにコミット―課題解決の実践者を生み出すために―
南都銀行が本店を構える奈良県を中心とした「やまと地域」の地域課題を解決すべく、南都キャピタルパートナーズとキャピタルメディカ・ベンチャーズが2022年10月に設立した「やまと社会インパクトファンド」。地域金融機関のベンチャーキャピタル(VC)がインパクトファンドを設立するのは国内初となる。先進的な取り組みを行う背景と、今後の展望について語ります。
(左から)CMV代表取締役青木武士、一般財団法人社会変革推進財団インパクト・オフィサー小笠原由佳氏、南都キャピタルパートナーズ株式会社代表取締役社長堺敦行氏
『やまと社会インパクトファンド インパクトレポート2023』
※データ版でご覧いただけます。
【やまと社会インパクトファンドについて】
やまと社会インパクトファンド(YSIF)は、ヘルスケア領域でインパクトベンチャーキャピタル(VC)投資を実践してきたVCである「キャピタルメディカ・ベンチャーズ(CMV)」と南都銀行の投資専門子会社である「南都キャピタルパートナーズ (NCP)」が運営する地域課題解決型のインパクトVCファンドです。奈良県およびその周辺地域の課題解決のためのインパクトファンドの組成・運用を通じ、地域課題解決の実践者を多数生み出すことを目的として設立されました。また、当ファンドは休眠預金活用事業の「資金分配団体」である社会変革推進財団(SIIF)から、地域インパクトファンド設立・運営支援事業として採択されています。この休眠預金活用事業は、地域インパクトファンドの設立を通じた、地域社会・経済の活性化を支える金融エコシステムの進化を目指しています。具体的には、投資型ファンド運営経験を有する事業者と地域の金融機関が協力して、地域課題解決のための地域インパクトファンドを設立・運営し、ソーシャルビジネスやローカルビジネスへの資金循環を加速化させることを狙いとされています。
【株式会社キャピタルメディカ・ベンチャーズについて】
創立 :2016年11月11日
代表者 :代表取締役 青木 武士
所在地 :東京都千代田区霞が関3-2-5 霞が関ビルディング 19階
事業内容:ベンチャーキャピタル事業
資本金 :100百万円
URL :https://capitalmedicaventures.com/
『起業家の伴走者として練達することで、社会問題の解決に貢献する』をミッションに掲げ、ヘルスケア領域でのスタートアップに対して、インパクト投資を実践するベンチャーキャピタル。事業利益を最大化させる為には、アウトカム(顧客への行動変容とそれ生み出す利益)を創出することが肝心だと捉え、アウトカム創出を重視したスタートアップへの投資支援を行っている。
本レポートは休眠預金活用事業によって制作されています。
■本リリースに関するお問い合わせ先
株式会社キャピタルメディカ・ベンチャーズ 広報担当
E-mail:info@vc-cmv.com TEL:03-5501-2230