2023/7/14 東京ウェルネスインパクトファンド、心臓リハビリ治療用アプリ開発のCaTeに出資
2023年7月14日
東京ウェルネスインパクトファンド
インパクト投資を実践する東京ウェルネスインパクトファンド(以下TWIF、無限責任組合員:虎ノ門インパクトキャピタル合同会社、東京都港区、代表社員 株式会社キャピタルメディカ・ベンチャーズ 代表取締役 青木武士、代表社員マネックスベンチャーズ株式会社 代表取締役 和田誠一郎、)は心臓リハビリ治療用アプリ等の開発を行う株式会社CaTe(東京都文京区、代表取締役:寺嶋 一裕、以下CaTe)に2023年6月に出資を致しました。
TWIFはウェルネス領域の社会課題解決を図るスタートアップへ投資するインパクト投資ファンドです。インパクト測定・マネジメント(IMM)の実践を通してCaTe社が目指す世界の実現を支援します。
CaTeが解決したい社会課題とは
日本においては心不全患者が約120万人の患者が存在し、死因の第二位が心不全を主体とした心疾患であると報告されています。急性心筋梗塞をはじめとする心疾患患者に対する心臓リハビリテーションは、対象患者に適切な心臓リハビリテーションを実施することで再入院を約30%低減させることがこれまでの国内外の大規模臨床試験で明らかになっています。しかしながら、日本における外来心臓リハビリテーションへの参加率はわずか4-8%であり、欧米における参加率が10-50%台であることに比較して顕著に低いことがわかっています。
この課題に対し、CaTeは家庭における最適な運動療法を実現する心臓リハビリテーションアプリを開発し、外来心臓リハビリテーションの運動療法を処方・継続できない患者に対して、患者・医療機関・医師それぞれのハードルの解消を目指しています。
CaTeが目指す社会インパクト実現に向けたロジックモデル
CaTeはこの社会課題に対し、事業を通じて、「Exercise is Medicine」の考えと文化が浸透し、より健康的で活気ある社会の創造を目指していきます。
今回のインパクト投資を実行するに当たり、CaTeの起業家・チーム力、プロダクト開発力、市場性、インパクト創出等に関して総合的にヒアリング・調査を実施し、CaTeのチーム・プロダクト・事業を評価させていただきました。その過程でCaTeと共に目指す社会の実現に至る道筋を体系的に図示化したロジックモデルを策定しました。
このロジックモデルをベースとして、TWIFはIMMの実践を通して、CaTeのプロダクトの開発を加速、臨床研究・薬事・品質保証にわたる組織体制の一層の強化を支援してまいります。
■ 株式会社CaTe(CaTe Inc.)
代表者:代表取締役寺嶋 一裕
所在地:〒113-0033 東京都文京区本郷5-25-13 スカイビジョンビル5F
設 立:2020年3月18日
取得許認可:第二種医療機器製造販売業(13B2X10514)
■ 東京ウェルネスインパクトファンド
設立:2023年2月24日
無限責任組合員:虎ノ門インパクトキャピタル合同会社
代表社員:株式会社キャピタルメディカ・ベンチャーズ
代表取締役 青木 武士
マネックスベンチャーズ株式会社
代表取締役 和田 誠一郎
所在地:東京都港区赤坂1-12-32 アーク森ビル25階
■ 本件に関するお問い合わせ|
虎ノ門インパクトキャピタル合同会社 広報担当 https://onl.sc/tqzx7iM
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