2023/7/10 「インパクトキャピタリストのリアルを語る」開催しました
キャピタルメディカ・ベンチャーズ (CMV)は、2023年6月21日(水)の三日月の夜に神田神保町にベンチャーオフィスにてCMVインパクトナイトを開催しました。今回のテーマは、「インパクトキャピタリストのリアルを語る」!インパクト投資やベンチャーキャピタルに興味があるみなさんをお招きして、美味しいお酒を飲みながらインパクト投資のあれこれについて熱く語り合いました。
この記事では、当日の様子をレポートします!
CMVが行うインパクト投資とは
イベントのスタートは、CMVの代表取締役・青木とキャピタリスト・後町による「インパクトキャピタリストのリアル」をテーマとしたトークセッションです。
CMVの投資活動はどのように行われているのか
インパクト投資と一般的な投資の違いは何なのか
投資実行からExitまでのプロセスにおいて投資家はどのように関わっていくのか……など
実際の投資事例なども交えながらお話しました。
インパクト投資とは、IMM(インパクトメジャメント&マネジメント)を実践する投資のことです。CMVでは、4つのメソッドを活用して投資先を支援しています。
①課題デザインマップ
投資対象領域における社会課題を網羅的に整理し、課題の解像度を上げ投資につなげる
②セオリーオブチェンジ(ToC)キャンバス
社会課題に対して起業家がつくり出したい社会インパクトは何か、事業の成功の定義は何か、現在地から目指すべき場所とその登り方を明らかにする
③ロジックモデル
セオリーオブチェンジをどのような事業成果によって実現するのか、その道筋における各フェーズ毎のアウトカムとKPIを可視化。
④インパクトレポート
アウトカムの実現に向けた実行状況やその要因を検証し戦略の修正を行うとともに、企業がどの程度の社会的インパクトを与えているかを報告・公表する
過去のインパクトレポートをご覧になりたい方はこちらをチェック!
ロジックモデルを使った仮説とインパクトレポートを通じた検証を繰り返す戦略的なPDCA、事業のオペレーションレベルのPDCA、この両軸に対してキャピタリストも主体的に取り組むハンズオン支援を行うのが、CMVのIMMの実践で最も大切にしていることです。
CMVの活動をご紹介したあとは、参加者のみなさんからの質問タイム。
インパクト投資とESG投資の違いってなに?
インパクト投資におけるKPIの設定ってどうやるの?
ロジックモデルの見直しはどのように行っている?
などの幅広い質問が飛び交い、会場は大盛り上がりでした。CMVからの回答は今回は割愛しますが、私も気になる!という方はぜひイベントにお越しください。
トークセッション後は、美味しいビールとお料理でネットワーキング。参加者のバックグラウンドはさまざまですが、インパクト投資に興味がある!というところは共通。自分が行っている活動や、これからやってみたいことなどを中心に、さまざまな方と交流することができました。
参加者の声
イベントについての参加者のみなさんの感想もご紹介します。
- CMVのフィロソフィーを理解できただけでなく、他のVCやヘルスケア領域で起業なされた方々から貴重なお話を聞けた
- 関心事が近い人が集まるので意見交換しやすかった
- 若手キャピタリスト向けの会で場違いかな、、と少し尻込みしていましたが、とても有意義な時間を過ごせました
- 楽し過ぎてあっという間だったのでもうちょい長めでもいいかもしれません!
参加者のみなさんの「インパクト投資って何?」、「CMVが行っている投資活動ってどんなものなの?」といった疑問を解決したり、新たな繋がりができたようです。
個人的には、CMVの活動をインパクト投資に興味がある方に知っていただけたのが嬉しいです!短い時間ではありましたが、みなさん有意義に過ごしていただけたのではないでしょうか。
まとめ
今回のイベントでは、インパクト投資を実践しているCMVの青木、後町からリアルな実態を聞けるチャンス!ということで、投資家やVCでのキャリアに興味がある人から起業家のみなさんまで幅広い方が集まってくださいました。
今回は参加できなかったけど、インパクト投資やCMVの仕事に興味があるという方は、毎月の三日月の夜にイベントを開催していますのでぜひお越しください!次回は7月20日です。
この記事をみてもっと詳しく話を聞きたい!と思ってくださった方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。(お問い合わせはこちらから)
(文・写真=CMVコミュニケーター 長瀬みなみ)