2020/4/27 ナースタレントマネジメントソリューションを提供するエピグノに出資

2020年4月21日
株式会社キャピタルメディカ・ベンチャーズ
株式会社キャピタルメディカ・ベンチャーズ(東京都港区、代表取締役:青木武士)は、「ヘルスケア・ニューフロンティア・ファンド」において、看護師の病院定着率向上を図るベンチャー企業の株式会社エピグノ(東京都港区、代表取締役社長:乾文良)に出資をいたしました。
エピグノは今回の第三者割当増資で調達した資金を用いて、エピグノが提供するナースマネジメントソリューション開発を加速するとともに、手術室マネジメントソリューションなど積極的な事業展開を行います。東北大学との産学連携による研究成果の積極的な活用を行いながら、全国のみならず海外も視野に入れて医療機関マネジメントソリューションを普及させてまいります。
 
【エピグノナースサービスイメージ図】
・ナース一人一人のスキル・経験、評価、目標を可視化、一元管理
・病院内の全ナースを属性ごとに検索
 
【日本のナースマネジメントの現状】
現在、日本には約120万人のナースがいます。既に不足していると言われ、ナース現場の働き方は過酷を極め、高い退職率を示しています。その結果、2025年には日本では約13万人ものナースが不足し、医療の提供がままならない状態にまでなると予測されています。
【ナースマネジメントの重要性】
ナース不足が見込まれる現在、病院として重要なことはナースの採用以上に、ナースが退職せずモチベーション高く、継続して働くことにあります。そのためにはナース一人一人の個人特性に属した教育やマネジメント体制構築が課題です。「エピグノナース」は、これまで属人的に行っていた各ナースのスキル・経験管理、将来の看護目標に向けた適切な評価・教育マネジメントを実現します。「エピグノナース」によって、ナースの労働環境を改善し、更に働きがいやモチベーション向上の一助となることで、結果的に病院における看護の質向上と医療安全の確保に寄与し、患者のQOL向上を目指します。
■ 株式会社エピグノ
所在地     : 東京都港区六本木6-8-10 STEP六本木ビル WEST1階
設立      : 2016年9月
事業内容    : 医療機関向けソフトウェア開発・医療コンサルティング等
代表取締役社長 : 乾 文良(1986年11月3日生)
資本金     : 1,820万円
ホームページ  :