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東京ウェルネスインパクトファンド、インパクト起業家育成プログラム「Knot Program」を修了した株式会社Eight Labに投資

インパクト投資を実践する東京ウェルネスインパクトファンド(無限責任組合員:虎ノ門インパクトキャピタル合同会社、東京都港区、代表社員 株式会社キャピタルメディカ・ベンチャーズ 代表取締役 青木武士、マネックスベンチャーズ株式会社 代表取締役 桑島正治)は、同ファンドが運営するインパクト起業家育成プログラム「Knot Program」の2024年度参加企業である株式会社Eight Lab(東京都品川区、代表取締役 高山耕輔)に投資を実行したことをお知らせいたします。
Knot Programについて
「Knot Program」は、ヘルスケア領域のインパクト起業家育成を目的とした7ヵ月間のアクセラレーションプログラムで、株式会社キャピタルメディカ・ベンチャーズ(以下、CMV)と、医療法人社団 おうちの診療所が2022年より運営してきました。毎年、5~6社の有望な起業家に対して1on1で伴走し、起業家は、スタートアップ、投資家、医療関係者が参加する500人規模のイベント「Healthcare Venture Knot」での発表機会や、東京ウェルネスインパクトファンドをはじめとした投資家・事業会社との接点を通じて、次の成長ステージへの足がかりを築くことができます。

株式会社Eight Labについて
株式会社Eight Lab(以下、エイトラボ)は、企業と医療系セラピストを繋ぐヘルスケアプラットフォーム「Carefor」を提供するスタートアップであり、「健康を当たり前に」をテーマに、気軽に受けられるボディケアを軸に社員が継続できる健康施策を推進しています。
出資の背景
就業を起因として疲労が蓄積された状態は、就業者本人の健康悪化を引き起こすのみならず、企業活動の生産性の低下をもたらし、長く社会の中での課題になってきました。エイトラボが提供するCareforはこの課題に対して、活躍の機会が限定的となっている国家資格を持つセラピストの持つ能力を活かすプラットフォームを構築することで解決しようとしています。実際に、サービスを導入した企業において就業中に従業員に対するボディケアを実施したところ、導入前に比べてヒューマンエラーが大幅に削減されたという事例も出てきていることから、これまで見過ごされてきた課題の解決が期待できると考え出資いたしました。
また、代表の髙山氏はKnot Program2024に参加し、Theory of Change(ToC)やロジックモデルの作成に取り組む中で、同ファンドのインパクト投資に対する考え方へ共感いただきました。こうしたプロセスも今回の出資へとつながる契機となりました。
エイトラボのロジックモデル

東京ウェルネスインパクトファンドでは、今回の投資を通じて、同社のさらなる事業展開を支援してまいります。
【東京ウェルネスインパクトファンドについて】
東京ウェルネスインパクトファンド及びKnot Programの活動詳細については、2025年5月発行の「東京ウェルネスインパクトファンド 2024インパクトレポート」をご覧ください。